――問いに答えを求める者たち。
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「 うう……そんな事言ったって魔術がなきゃ僕には何もできないよ……。 」
『魔術が使えなくなった時、
彼は生きる理由も夢も、全てを失った。
……他人よりも魔術を上手く扱える。
良くも悪くも彼にはそれしか取り柄がなかったのだ。』
魔術師 / 男性 / 11歳
身長: 138cm 種族: セル種 1/2人称: 僕/君、お前
セルマから受けた呪術により魔術が扱えなくなってしまった魔術師。
一流の術師に憧れていたが、取り柄である魔術が扱えなくなってしまった今、彼の行く末には霧がかかっている。
父親が一国の大魔術師であり、自分もいつかはそうなりたいと憧れていたが、ある日をきっかけに父親が国から迫害されてしまった。
それ以来、自分が母親を守らなければいけない、父親のようにはならないと心に決めている。
◇ ◆ ◇
「 たまにはお姉さんの言うことも素直に聞くべきだと思うのよ。 」
『ニグレウムでは今日も国をあげてのお祝いだ。
水揺蕩う大広間。水面の上を軽やかに舞うその姿は、
人々の視線を釘付けにした。』
水神の舞 / 女性 / 15歳
身長: 153cm 種族: セル種 1/2人称: あたし/あなた
精霊の舞と謳われた女性の愛娘であり一番弟子。
物心が着く前から親身になって育ててくれた彼女を心から尊敬しているが、ある日を境に、自身が血の繋がりのない娘であることに疑問を抱くようになる。
グレイとは幼馴染で、面倒見の良いお姉さんとして沢山頼って貰いたいお年頃。
何事も決めたら即行動、持ち前の明るさや行動力を大切にしている。
◇ ◆ ◇
「 はいはいつまり、めんどくせぇ長話ってことだろ? 」
『彼には未来がない。森の魔女が譫言のように呟いた。
だというのに、揺らぐことのない彼自身の信念というものが
膝を折ることを許しはしなかったのだ。
彼にはもう、何も残っていないというのに。』
ルヴァンの騎士 / 男性 / 21歳
身長: 178cm 種族: セル種 1/2人称: オレ/お前、てめぇ
グレイに呪術を施したセルマと因縁の仲であり、逃亡した彼を追っている。
大雑把な性格で大胆不敵、面倒臭がりな割には何だかんだで放っておけない性分だが、そのせいで行動に迷いの色が垣間見える事も。
ユニークな造形品に目がなく、心の友と称している置物を多数所持しているが、共に行動しているアルノとは趣味が合わず、喧嘩沙汰になることも度々。
◇ ◆ ◇
「 私も暇を持て余している訳ではないので。 」
「 親分の命令は絶対だからな!分かったら返事する! 」