「 私も貴方と同じヒトです。私にも出来ないことは沢山あります。 」
『神の舞姫と呼ばれている彼女には沢山の噂がある。
不治の病を治し、死に至る呪いを解き、神の御加護を得られる。
きっとこのお方なら私の愛娘を救ってくれるだろうと、
私は決死の思いで娘の亡骸を抱え、縋り着く思いで請うたが、
彼女はあろう事か、娘を救ってなどくれなかったのだ……!』
神の舞姫 / 女性 / 25歳
身長: 158cm 種族: ? 1/2人称: わたし/あなた
ニグレウムとオグレウム、二国の和解を望んでいる女性。
彼女の日々の積み重ねによる貢献により、巷では神の舞姫と呼ばれ、いつからか誇張した噂が出回るようになった。
世界が綺麗事だけでは成り立たない事も既知しており、その上で誰彼隔てなく接し、自分の出来る限り最善を尽くそうとする。 そんな彼女の明瞭とした行動は、人々を救う反面、度々恨みを買う原因にもなっていた。
◇ ◆ ◇
「 いいねぇ。君のそういう所、僕は好きだよ。 」
「 あんたはあんたの思ったように動けばいい。それをフォローするのが俺の仕事だ。 」
『黒い天の下、延々と燃えゆる赤き海原で愛していると
何度も、何度も、何度も、何度も囁かれる夢を見る。
その夢とは別に、時折哀しそうな少女の幻影を見掛ける事がある。
これは偶然なのか、それとも。』
影の従者、路地裏の常連 / 男性 / ?歳
身長: 181cm 種族: リエット種 1/2人称: 俺/あんた、お前、手前
対魔術、新人種兵器"GEO"の最高傑作。 とある縁から神の舞姫の裏の側近として遣えている。
対魔術兵器として生まれた為、魔術師や魔物を喰わないと生きていけなかったり、 兵器としての衝動を自制しなければならなかったり、 何かと不便ではあるが、研究所に幽閉されていた頃よりは今の生活に満足しているらしい。
◇ ◆ ◇
「 詫びるつもりはない。自分も好きでしているわけではないのでな。 」